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ミクスター(人間とイドラの混血)が一番恐れているのが、イドラではなく人間だという皮肉を描き出すキャラクターとして使いたいなぁ~
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その男を殺したのは、銃弾。
その男は私がミクスターだと言うことを知りながら愛してくれた。
彼は人間だった。
彼を殺したのも人間だった。
彼を殺した銃と同じ形の銃を、私はいつも持っている。
SWEEPERが私に尋ねたことがある。
能力を開放すれば人間よりもはるかに優れた身体能力を持つミクスターでありながら、
なぜ銃を持っているのか。
どうして私が銃を携帯しているのか。
もちろんうかつに【覚醒解放】できないという理由もある。
だけど一番の理由は、覚醒した私の爪よりも、銃のほうが殺傷能力が高いから。
人間よりはるかに固い皮膚であっても、撃たれれば痛い。
それに幻睡状態にあるミクスターは、人間と身体的に何の変わりもない。
人間たちが恐れるほど、ミクスターは強くない。
私は、人間が怖い。
同じ種族ですら殺してしまう、人間が怖い。
私がミクスターでありながら生を容認されているのは、人間とのつながりがあるからだ。
イドラとのつながりは、本当の意味で人間を恐れさせない。
イドラ同士のつながりがどれだけ強くとも、集団となった人間にはいつの時代も勝てなかった。
私は弱くあるわけにはいかない。
祖先は強かな人間たちから身を守る盾として、家名を手に入れた。
私が弱みを見せ没落すれば、それは即 死につながるだろう。
この歴史の中でイドラが殺した人間の総数よりも
人間が殺した人間の数のほうがはるかに多い。
私が愛した人間を殺したのは、人間。
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だいぶイドラ(吸血鬼と呼ばれるタイプ)の血が薄くなっている。
不完全な力の解放により、覚醒時は片目だけが赤くなる。
彼女が恐れているのは自分の中のイドラの血(破壊衝動)と、
同じ種族さえ平気で殺せる人間自体。
彼女の目線を通して
人間の恐ろしさを描き出せたらいいなーと思ってる
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