pixiv企画他、妄想イラスト、漫画もろもろ適当に書いてます
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ただいま参加中のぴくマタ、たまにはシリアスせつないのも描いてみたい!
なんだかいろんなカップルにもちょっかい出したいし
宝石商やジャンク屋さんや喫茶店のあの人とかにも絡みに行きたいけど
絡みに行けるほど綺麗なものが描ける気がしなかったので、ここに遺留w
私はブラン。主を守るために今日も戦っている。今回壊れた私を直すのは、少年みたいな人形師。
「無茶したね。」
中に仕込んだ剣が露出するほど壊れた腕を確かめながら、人形師が言った。
「私の体は、何度でも直せます。」
無表情に答える私に、人形師は苦い笑みを浮かべながら休憩に入る。
テーブルに並べられたのは紅茶と、綺麗にデコレーションされたケーキ。
人形師がおいしそうにほおばるのを見て、思わず私はつぶやく。
「私も、いつか…主とケーキを食べてみたいです。」
「人間になって?」
人形師が問い返す。
「…ケーキを食べるとなると、やはりそうなるのでしょう。」
「言っとくけど、人間の腕は今の君みたいな乱暴な扱いをしたらもう二度となくなっちゃうんだよ?」
腕がなくなる…ということは、主を守れなくなることだ。
「……なら私は、人間になどならなくていい。」
「君のマスターも、君とケーキを食べたいと思うな。」
「…。」
「そうだ!」
人形師が、ケーキを食べかけでフォークを置く。
「----君はこれから、なるべく傷がつかないように気をつけて戦うってのはどうだろう?」
「?」
「だから、もし人間になれた時のために、今から練習しておきなよ。」
「………。」
「君のマスターも、きっと喜ぶよ。」
「…主のためならば。」
私はうなずいた。
修理後、工房の外に出るとブランの持ち主が心配顔で俺に話しかけてきた。
「アーバレットさん、あの子の様子は?」
「大丈夫、新品同様に直したよ。」
「よかった…。」
心底ほっとしたような顔。
「わたしは…心配なんです。あの子があまりにも自分のみを省みずに戦うことが…。
いくら気をつけろと言っても、自分が人形だからと言って、あんなにまでぼろぼろになって戦う…。」
「大丈夫、くぎを刺しておいたから。」
「でも、今までも何人もの人形師に言われても聞かなかったんですよ?」
「まぁ、まかせとけって。」
少しの疑いと、茫然とした持ち主に、俺は力強く笑いかけた。
「まぁ、これから二人でケーキでも食べに行ってください。そうしたらもうあの子は無茶な戦いもしないでしょう。」
その後そのブランが少しは自分の身を大切にするようになったのは、また別の物語。
ちなみにブランとマスターはモデルなし(モブとか?)、ケーキはモデルありw
人形師はコルティア。
破損って萌えるなーから浮かんだ脊髄反射妄想。
ちょっと話がまとまってるか自信がないのは、猛烈な眠気と歯の痛みのせい。寝ますw
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プロフィール
HN:
須々木ピコリ(すずきぴこり)
年齢:
157
HP:
性別:
女性
誕生日:
1867/04/01
職業:
機械惑星の歯車あたり
趣味:
細工・お絵描き・惰眠をむさぼる
自己紹介:
ものぐさ。
※ご高齢の方や妊娠中の方、お子様など体や精神力の弱ってる方は閲覧の際充分に注意してください。
※本品は食品ではありません。食べないで下さい。
※お肌に異常の現れた場合は、ご使用をお控え下さい。
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