Ibクリアした※ネタばれ注意

3人とも幸せになるエンドがあればよかったのになあと。
イブってタイトルからしてキリスト教の生贄とか犠牲を意識したのかしら。
心を持って現生に具現化できるほどの少女、メアリーを描いた時ゲルテナは何を思って彼女を描いたのかなとかも少し考えたけど憶測の域を出ないからやめた。
黄色いバラの花言葉は美、友情、献身。または薄れゆく愛、嫉妬。赤いバラの逆。赤い大きなバラを精神の象徴として作った後、最後に黄色いバラの少女を描いたとかね。愛情波乱万丈っぽい感じだったし女性関係で何かがあったのかなとか考えちゃう俗人な僕です。西洋絵画って色んな隠喩あるから面白いと同時にめんどくさいよね。
ちなみに悪魔が好む色は赤。メアリーは赤より青が好き。時代によっても変わるし青もあまり良い色とはされてなかったようだけど（blueな気分などにその面影は残る）。

まあ花言葉を知ってるか、聖書読んだか、神話知ってるかによって分析範囲は広がるから作者の意図は分からんけど気楽に楽しんで面白かった。3人とも好きになった。